どうして税理士だと言ったんだろう?

「どうして雨だと言ったんだろう?」は最後の決めポーズかっこいい。



明けました!

元日は酔っぱらって野球部のグループラインに自撮りを送ったけど覚えていないし、今日はスパ銭で湯上りに失神して気づいたら裸の男と従業員に囲まれていた。これは波乱の幕開け、やらかす前に気を引き締めよという啓示ですな。

帰省せず一人で迎えた年越し。オードリーや日向坂が出演した特番、溜まっていた本のおかげで退屈することなく過ごせた。しかし酔っていたとはいえ自撮りを送りつけてしまうくらいには寂しかった。気を許せる人たちとの会話ほど楽しい時間って無いんだね、たぶん。

なんて、十年近く旧友と顔を合わせるのも嫌で、延長営業しているホールで知らぬ間に年が明けているのが至高だと思っていた私が言うとりますが。とにかく一年後は帰省していたい。



今回はどうして税理士を目指し始めたのかって話。


2019年11月、かとしがパーソナリティをしている「レコメン!」にて『税理士会presentsレコメン!税理士のヒミツ』という特別企画が放送されていた。私が税理士を目指そうと思った理由の7割はこれ。ギャンブルの沼から救い出してくれた日向坂46のメンバーがパーソナリティになったから聴くようになった番組で、たまたま税理士が特集されて、少し興味が湧いた。

これは運命かも。

そう思った。ただそれだけ。
もし他の職業が特集されていたらそれを目指したかもしれない。


欲望に対しては短絡的かつ衝動的に動いてしまう一方で、大事な選択には優柔不断で何かと理屈をつけないと始動できない私が即決できた。これは運命だろう。(というか、あの瞬間に動き始めなければだらだらと時間を潰すだろうという、経験からくる予感もあった。)



税理士を目指す理由、残りの3割は目指すと決めた後からできたもの。


まずは税理士という職業の専門性の高さ。

もちろんどんな職業であっても専門性を有しているだろうが、私が惹かれたのはその敷居の高さ。楽には越えられないだろうが決して届かないほどではなさそうな絶妙な高さ(いざなってからの大変さは度外視)。いつからか他者との競争から降りていた私にとって、資格を取得さえすれば肩書きがついてくるのは助かる(ちょいダサい)。資格試験では競争相手を意識することはないし、相手がいるとすればそれは自分自身だ。

工学の専門性でもって新製品を開発することを夢見ていた私は、税理士の専門性でもって誰かの役に立てるかもしれないという漠然とした希望を抱いている。


あとは承認欲求、そしてプライド。

中学高校受験大学、良い部分無いどころかまるごと黒歴史。それでもプライドだけは一丁前。だから、やればできる子って褒めてほしい。両親が本心でどう思うのかは置いておいて、誇らしい息子になりたいと“私が”望んでいる。父親の一番高かった年収を越えたいという裏ミッションもある。かなり難しいが、金額自体は重要ではなく高みを目指す上での一つのラインとして(金額は重要でないとはいえ、ライブのチケットを買うかスーツの上に着るコートを買うかで迷わなくて済む程度には稼ぎたい)。

自分がいる状況は理解しているつもりだが、それでも今のバイト先で社員になるつもりはない。バイトから社員になる人を蔑むつもりはない。自分でも生意気だとは思うが、その道を進む自分をどうしても認めたくない。自分で選択し、自力で勝ち取った何者かになりたい。

そこに降って湧いたような職業が税理士だった。

税理士になることで自分の中の一体何を守りたいのだろうか。
でも、今はそれが、自意識ゆえの私のプライド。



高校デビュー、大学デビュー
全部失敗したけど 税理士デビュー



税理士が自分に向いているかは分からないが、とりあえずなってみてから考えようっと。で、なれた暁には「オドぜひ」でオードリーに(ちなみに私にとってオードリーは、一筋の光であり生き方の師匠。特に若林さんの言葉にはたくさん教わっているし共感している)、「レコメン!」でかとしに感謝を伝えたい。あ、番組が終わったり、かとしが卒業してしまう前に合格できるようがんばります。


雑煮と三つ葉。
大好物で大好きな食材なのに、絶対に年明けにしか食べない。

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