これから

ギャンブル依存症であることと、これからについて。



再度確認するが、私はギャンブル依存症である。過去の話ではなく、今も、そしてこれからも。死ぬまでギャンブル依存症だ。そう、それは一生消えることのない病だ。

このように書くと何だか仰々しいが、どうということはない。ギャンブル依存症とは既に、私のアイデンティティだ。この病気になったからこそ改善できたものや獲得したものは大きいと思う。自己洞察の機会も増えた。これからもっと増やしたい。


当然、先の10年で失ったものは膨大だ。だが後悔はしていない。後悔“できない”と言った方が正しいだろうか。なぜなら私は自分がギャンブル依存症だと認めた時から、病気なのだからこれまでのことは仕方のないことだったと考えているからだ。良くも悪くも楽観的性格。仕方なかったと思えるからこそ残りの人生に前向きでいられるという面はある。


“悪くも”というのは、迷惑を掛けたり苦しめた人がいることや法に触れる行為をした事実も、「病気だから仕方なかった」の一点で流してしまう傾向にあるからだ。今さら当時のことを懺悔しようなどという気はない。だが事実はそれとして受け止めよう。

私のために苦しんだ人がいるという事実、罪を犯したという事実。病気だから仕方なかったではなく、病気だからこれからどうすべきなのか。



新年最初の診察で主治医に「今年の抱負は?」と訊かれた。

んー、“今年の”というものは無い。しかし上記のことはこれからの永遠の課題だ。あとは昨年末にできた目標の達成度は高めたい。3年後には両親が還暦を迎えるので、それまでにはある程度の結果を出しておきたい。もちろんこの目標は自分自身の為のものだが、達成できれば両親も喜んでくれると思う。

そして母親には、かりゆし58「アンマー」の替え歌を兄弟3人でプレゼントするのだ。その日を穏やかに迎えられるように、日々しっかり生きていこう。



このブログは昨年7月に半年間の継続を目途にして始めた。だが書かなければならないことや書きたいことがまだあるので、あと半年だけ続けることにする。

トイレから、明けましておめでとう。

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